【世相】武漢発新型コロナウィルス
先週時点では比較的楽観的な観測であった新型コロナウイルス、春節の時期と重なって拡散の懸念~経済活動への影響~株価安のトレンドが現れてきました。
(中国について)
私は20~30代のころ中国とのビジネスを担当していました。一般的な所感と同じだと思いますが、
①個人のマナーレベルは高くない(あくまで一般論)
→空港のカウンター、電車の入り口に整然と「待つ」民意は見当たりませんでした。(当時)
②個人の人柄はどの国とも変わらない(人による)
→いまでも付き合いのある友人が複数います。損得のない友達付き合いができる人たちはたくさんいます。(これは世界中どの国も同様であると思います。)
③お国の政策・施策の徹底ぶりは想像を超える
→私が上海に出張中に、第3次台湾海峡危機の口火がきられ、航空便の発着が制限される事態となりました。いざという時の打ち手の徹底ぶりをあらためて体感しましたが、幸いにして予定を二日ほど延長するだけで帰国できました。
つまり私見としては以下のように考えます。
・個人の常識/良識によりコロナウィルスが抑制されることは期待できない
・国策判断は果断であり、沈静化は時間の問題ではあろう
とまれ、WTOなりの収束宣言が見込めるまでは株式相場は悲観でしょうね。
中国をはじめとした実体経済へも影響はあるでしょう。
やはり、投資は長期・分散・継続をベースにすることがリスクヘッジであるとあらためて思い知らされます。
Walk in the Light while There Is Light